転職を考えている看護師にとって、職務経歴書は大切な書類と言っても過言ではありません。職務経歴書を上手に書くことで、自分の経験やスキルを効果的にアピールできます。職務経歴書は大きく分けて自己紹介、職務経歴、スキル・資格、自己PRの4つから成り立っているのが特徴です。
自己紹介は一番最初に目に入る部分となり、自分の名前や連絡先、簡単な職歴を記載します。自己紹介文は短くまとめ、後に続く職務経歴やスキルの部分に興味を持ってもらうようにしましょう。
職務経歴ではこれまで働いてきた職場や就労期間、業務内容を記載します。たとえば、病棟での患者ケアや手術室でのサポート、外来での問診などを書くと自分の経験を明確に伝えることが可能です。どのような環境で、どのような役割を果たしたのか詳しく記載しましょう。
次に、スキル・資格では、自分が持っている資格や特別なスキルをアピールします。看護師免許だけでなく、救急救命士資格や感染管理専門看護師といったそのほかの資格、特定の医療機器を操作できること、コミュニケーション能力が高いことなどを書くのです。エピソードを交えて説明すると、より説得力が増します。
自分の強みやどのような看護師を目指しているかを説明するのが自己PRです。チームワークを大切にする看護師、患者の心に寄り添う看護師など、自分の信念や目標を簡潔にまとめましょう。また、過去の経験から得た学びや成果を添えると魅力的な自己PRが完成します。
職務経歴書は自分をアピールする大切なツールです。こだわりを持って書けると、採用担当者に自分の魅力を伝えられます。しっかりと職務経歴書を準備することで、自信を持って転職活動に臨みましょう。