苦手から得意へ

職務経歴書は、自分のキャリアを表す大切な書類です。職務経歴書の内容によっては採用担当者に好印象を与えられます。まず、職務経歴書の冒頭には職務要約を記載し、自分のキャリア全体を簡潔にまとめましょう。看護師としての総合的な経験年数や得意分野、業績などが挙げられます。職務要約は、採用担当者に自分の経歴を一目で理解してもらうための大切な部分です。

次に、具体的な経験や実績を記載する職務経歴では、自分が担当した業務内容や取得したスキルを詳細に記載します。たとえば病棟での看護経験や外来での対応、特定の診療科での専門的な経験などを述べましょう。また、どのような患者に対応してきたか、その結果どのような改善が見られたかも記載すると良いです。

数字や事実を用いて、自分の実績を具体的に示すことも大事です。「年間で100人の患者さんを担当し、治療成功率を80%に向上させました」など、具体的な数字を挙げることで、能力をより明確に示せます。

自分の強みや得意分野をアピールするのが自己PRです。看護スキルや知識、コミュニケーション能力、協調性といった自分が特に優れていると思う点を挙げます。過去の具体的なエピソードを交えると、信憑性が増すでしょう。

最後に、資格・免許や研修・セミナー参加歴も記載します。看護師に関連する資格はもちろん、特定の診療科や技術に関する参加歴があれば、それもアピールポイントです。特に最新の医療情報や技術に関する知識は、採用担当者にとっても魅力的に映ります。

職務経歴書は単なる履歴書の一部ではなく、自分の能力や経験を示す書類です。しっかりと準備して、自信を持ってアピールしましょう。